■ 慣れない作業からの解放
帳簿をつけることは、意外にもてまひまがかかる事務作業であり、経理になれない方がやると、非常にストレスがかかる作業と言えます。そして、営業のように事業の業績や利益に直接的につながるものとはいえませんので、重要視されない方も多いかもしれません。
税理士事務所などに記帳作業を外注して、わずかな料金でで記帳業務を代行依頼することができて、その代わりに本業に集中できるとしたら効率的といえるでしょう。
■ 定型化により品質確保
税理士事務所などには、領収書や請求書、通帳のコピー、その他会計上重要な書類などを送付いただくだけで、税理士事務所でデータ入力を行い、試算表を作成します。会計事務所では作業が定型化されているので、経理の品質も向上することになります。
B 専門職員による専門知識の活用
経理に長いキャリアの専門職員が記帳をしますので、自分でやるより、仕事が効率的なことは言うに及ばず、品質面でも、納得の得られるサービスを受けることができるかもしれません。
また、記帳を会計事務所でやってくれるので、会計ソフトのインストールが必要ないのもお得なポイントでもあります。
■ アウトソーシングの費用はいかに?
会計事務所に記帳をアウトソーシングすると、どの程度の報酬になるかご存知ですか?アウトソーシングの費用としては一般的に月額の仕訳数によって変動があります。
仕訳数や事務所の特徴にもよりますが、100仕訳毎で10,000円程度となるところがよくあります。当然ですが、この料金より高いところはいくらでもあります。また、サービス内容によってこの料金より低いコストのところもたくさんあります。
このコストを高額とみるか低額と見るとか、人を雇う場合の労務コストと比較と良いかもしれません。仮に人を雇って記帳をしたときに、労務コストはどのくらいになるかご存知でしょうか?
社長が経理をすればもちろん、費用になりませんが、その時間だけ本業にかける時間が犠牲になることになります。
■ 自分たちでで記帳するのにもコスト
記帳作業は、やはり労務時間にかける費用が大半を占めるといってもよいくらいです。その他には、パソコン購入費用、用紙代、ソフトウェアのライセンスもかかってきます。例えば、新たに経理ソフトを選定して導入することも必要なくなります。繰り返しになりますが、やはり、大きいのは労務コストです。もし自分たちで記帳した意という場合には、これまでに経理業歴のある職員を雇い入れて経理をしてもらいます。仮にこの職員の時給を1000円としても、必要な記帳作業をしてもらうと、多額なコストがかかることになりかねません。そして、自分たちで記帳した時には、アウトソーシングでかからないソフトウェアのライセンス料金、ソフトウェアアップデート費用、ハードウェア料金、保守料金がかかります。また、大きくとらえれば、事務所賃貸料、水光熱費もコストと考えられなくはありません。
記帳作業をアウトソーシングするか、自分たちでするか、コスト比較して、検討することをおすすめします。
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